本質

本質を見抜け、
なんてよく言われますが
それがなぜなのか?

端的にいうと、
お金や時間、労力を
無駄に浪費してしまうからです。
場合によっては信用問題や
健康を大きく損ねる事もあるでしょう。

逆にモノの本質を見極める事さえできれば、
問題は解決するし、
お金や時間、労力を節約できる。
信用や信頼を得られるし、
結果も出やすくなります。

この記事では、
本質を理解するためのヒントをご紹介。

本質を理解しないとどうなるのか??

本質とはそもそも何なのか??

この2部構成でお送りします。

 

本質

本質を理解しないとどうなるのか?

先にも述べた通り、
本質を理解して行動しないと
お金・時間・労力を費やし、
時には信用を失うことにも繋がります。

だったら本質を理解した方が良い。
誰だってそう考えると思いますが、
現実はそうではなかったりします。
それはなぜなのか??

それを知る為にはまず
人間の本質を知っておかなければなりません。

もしあなたが上手くいかないなぁ〜と
日々思っているならば、
もしかしたらこの人間の本質に
どっぷりハマってしまっているかもしれません。

 

日常にひそむ罠

問題を解決する上で、もちろん必要なのは
これまでに培ってきた知識や情報、
経験の量であるのは間違いありませんが、
一番は好奇心の差、です。

この好奇心の差こそが、
人間の本質に繋がるヒントになるワケですが結論をいいます。

人間は面倒くさいことが大嫌いである

これに尽きます。
誰だってそうですよね(笑)

しかしここがターニングポイント。

人間という生き物は、面倒くさいことが大嫌い。
問題を解決しようとすると、
色々調べないといけないし、知らないことだとなお嫌になる。

当然、それにより時間も労力もかかる。
場合によってはお金がかかることもある。

だったらどうする??

はい、分かりやすい理由に飛びつきます。

分かりやすい理由を見つけたおかげで、
この先かかる時間や労力、お金を節約できると思ってしまうんですね。

でも上手くいく人は知っています。

それこそ時間も労力もお金も無駄にする行為だということを。

日常にひそむ罠。
分かりやすい理由にはお気をつけてください。

 

本質を理解する上で必要なこと

急がば回れ、という言葉がありますが、
この言葉を理解している人が上手くいく人。
理解していない人が上手くいかない人とに分かれます。

これが先の、分かりやすい理由に飛びつくな、という話になります。

上手くいかない人は、山を見ず、森を見ず、木ばかりを見ようとします。

逆に上手くいく人は、木を見ずに、森を、山を見ようとします。

上手くいかない人は森や山を見ることを手間だと感じてしまうんですね。
ただ上手くいく人はこれの逆をします。
森や山を見た方が結果的に、
時間も労力もお金もかからないことを知っているからです。

これが急がば回れ理論。

安物買いの銭失い、も似た理論ですね。
安物買いした為に、結果的に時間も労力もお金がかかってしまうやつです(笑)

 

そもそも問題が問題なのではない

今あなたが抱えている問題や事象は(=木)、
確かに問題となっていますが、
森や山を見た時に、実はそんなに問題ではなかったことに気付きます。

いや、確かに今起きている問題も問題なのですが、
森や山に目を向けた結果、
いやいや、こっちの方がヤヴァイこと起きてんじゃんってなるのです(笑)

 

ここで本質を理解した方が良いというイメージをご紹介。

 

 

このようにテコの原理で説明できます。

あなたには、叶えたい夢や、解決したい課題やトラブルがあったとします。
テコの原理とは大きなモノを動かしたい時、
支点(図でいう▲)からの距離が長ければ長いほど
小さな力で動かすことができるよ、という原理です、

ではこの場合の距離とは何か?

それが思考の差、洞察力になります。
この思考の差、洞察力こそ
先にも述べた好奇心の差になる部分となります。

人というのは、何よりも面倒くさいことを嫌う生き物です。
だからこそ、分かりやすい理由に逃げやすい性質があります。
それが上図でいう赤の雲の、分かりやすい、見やすいという部分。

思考が浅い=距離が短い。
距離が短い分、それだけ大きな力が必要となるのです。
これが時間、労力、お金がかかる理由になります。
また、仮にそんな姿を人に晒していたら、
「なにやってんだ?こいつ」となり、
評価を下げたり、信用や信頼関係を失ったりするのです。

さらに距離が短い部分の解決策には
もっと大きな厄介な性質を持ちます。
それは、無限に問題が起き続けるということ。

物事というのは必ず、原因があって結果があります。

原因というのは、例えば虫の巣、みたいなもので、
巣から出てきた虫が通行人を傷つけたり、
巣から出てきた虫が家屋などに被害を与えたり、
巣から出てきた虫の見た目や異臭で嫌な想いをしたり、、、などを
どれだけ時間とお金と労力を使って解決しても、
巣を駆除しなければ無限ループですよね(笑)
もっというと巣が作られない環境整備も必要になってくるワケです。

このように本質を理解しなければ問題や事象というのは、
無限に湧き出てきます。
つまり長い目でみても永遠に時間と労力とお金を使い続けることになるので、
そんなことをしたいですか??というお話し。

本質的な問題を解決したら
一網打尽で問題や事象が解決できます。
それも最小の力で、です。

だからこそもう一度言います。

分かりやすい理由に逃げてはダメ。
分かりやすい理由を信じてもダメだ、と

 

 

本質とはそもそも何なのか??

本質を理解することが難しい理由に、人は弱い。
だから分かりやすい理由にすがってしまう、と先にお伝えしました。

で、
本質を理解する上で実はもっと難しい理由があるんですね。

その理由は実にシンプル。
本質を理解するところまでは、やる気次第。
理解した本質を、実施するのが難しいのです。

その難しい理由をお伝えします。

簡単なんですけど、簡単じゃない、難しい理由です。

 

本質を構成する要素

本質とは以下の3つの要素を持っています。

だから本質を理解することは非常に簡単です。
では見てみましょう。

 

本質とは不変(ふへん)的である

不変とは言葉通り、
変わらない、変化しない、ということ。

つまり過去から未来まで、
時間に関係なく通用し続けることができるのが本質です。

 

本質とは普遍(ふへん)的である

普遍とは、
広く当てはまることを言います。

もっと分かりやすく言うと、
応用できるということ。

逆に、
あるコトでしか適用できないモノは
本質ではないということです。

例えば、
勉強のやり方を覚えてしまったら
科目が変わってもやり方は一緒だよね、って話しです。

 

本質とは単純である

本質の最後の要素、単純。

本質を実施する上で一番難しい理由が、
この単純性です(笑)

みんなも経験があると思う。
いつだって物事の本質は単純でシンプルだってこと。

例えば物事って、
やるかやらないかだよ?って言われたら、
はいそうです、としか言えないでしょ?(笑)

 

改めて本質とは、、、

まず本質とは、
見えにくい、分かりにくい部分にあるということ。

その本質部分から、
様々な形で問題として具現化する。
その具現化された問題からはヒントが得られるので、
そこに力を注ぐ。
間違っても具現化された問題ばかりに気を取られていると、
時間、労力、お金、信用などの部分で損をすることになる。

 

次に本質とは、
時代に左右されず(不変)
分野を超えて通用し(普遍)
非常にシンプルなものである(単純)

ゆえに、その特性上
解決策はすでに存在している。
むしろ世の中に出尽くしていると言っても過言ではない。

なぜなら、
時代が違っても同じ人間なので、
悩むタイミングも一緒、
悩む原因も一緒。
ならば解決策も一緒になるのです。

あなたの悩みは過去に誰かが経験していて、
または未来に誰かが経験するのです。

あなたはオンリーワンの存在かもしれませんが、
あなたの悩みはオンリーワンではないのです。

 

だから単純な解決策は
聞け、読め、検索しろ、ですね(笑)

答えは必ずこの世界のどこかにあります。

それを見つけられるかどうかなだけであって、
上手くいっていない人は、
ただただ見つけられていないだけか、
そもそも見つけようとしていないだけなのか、の
どちらかなのです。

 

 

本質を理解することは不人気だ

本質を理解することって大事であることは
何となくでもご理解頂けたかと思います。

しかし、
残念ながら全員が理解できるとは思っていません。

なぜなら単純明快なことが一番難しいからです(笑)

そして、
やはり知識や情報量、経験の差もあるでしょう。

だからこそ本質を理解することに価値が発生するのです。
なぜなら誰でもできることじゃないからです。

そも本質の理解をしようと試みる人すら
少ないのではないでしょうか?

そんな中で、
この記事を読んでみようと思ったあなたも、
少数派なのかもしれません(笑)

 

それにしても単純ってやつが本当に難しい。

私も努力してる最中です。

ともに頑張りましょう!!