人生の折り返しは二十歳なんて言われてて、
確かに、あっという間に時間は過ぎていきます。

そして気づけばもう40歳。
二十歳から20年が経とうとしている今日この頃。
あれ?
私20年何していただろう??って感じです(笑)

友人と久しく飲みに行くと、
終活の話しが出たりします(笑)
40歳にして、
二度目の青春を謳歌したいという話しも出てきます。

そんな40歳ですが、
ふとある日にあることに気づきます。
それは、

70歳にして現役であること。
70歳にして完成すること。
70歳にして一人前になれること。

です。

この40歳からどう生きるかによって
先の70歳がどうなるかが決まるというのです。

70歳を迎えて、
現役でいたいですか??それとも引退しますか??
完成したいですか??それとも未完成なままでいますか??
一人前になりたいですか??それとも半人前なままでいますか??と。

恐ろしいですよね(笑)
残りの人生、あとは惰性かと思っていいましたが、
まさか今からがスタートであるとは知りませんでした。

今日はそんなお話し。
興味がある方は是非お読みください。

 

40歳からがスタートな話し

始まり

私はとあることがキッカケで35歳から
パーソナルトレーナーについてもらって
トレーニングをしています。

25~35歳までは独学でトレーニングをしては
ケガをしたり結果が出なかったりを繰り返して
正直メンタルにきていました。

しかしこのパーソナルトレーナーのおかげで
動ける体、ケガをしない体になっていき
昨今はめちゃくちゃ運動することが楽しいです。

そんな中で39歳で新しい試みを始めます。

 

もっとサッカーが上手くなりたい

動ける体を手に入れたので
更に動ける体を手に入れたい、
もっとサッカーが上手くなりたいという事で、
パーソナルのトレーニングとは別で
39歳の秋、
涼しくなってから新しいトレーニングを追加していきました。

最初はボールタッチの練習。
股関節を鍛えるチャイニーズステップ。
身体能力を向上させる四足歩行のアニマルウォーク。
これらは ↓ で紹介しています。

そこから更に
室伏広治さんがオススメしているトレーニングを取り入れ、
壁を全力で押すトレーニングも取り入れて、
どこ目指しているん??ってくらいにトレーニングしています(笑)

基本的には週5回
多い時は週7回運動しています(笑)

そして初めての危機を迎えます。

 

夏とどう向き合うか

秋から始まったトレーニング。
はじめての夏を迎えて
果たしてちゃんとできるのか、めちゃくちゃ不安でした(笑)

結果からいうと
無事夏を乗り越えられました。
乗り越えられましたけど、正直めちゃくちゃしんどかったです(笑)
まぁ当たり前ですよね。

でも夏にこのトレーニングができたのは
結構でかかったんですよ。
だからこそ後の話しに繋がります。

さて、
この厳しい暑さの中、
朦朧としながらトレーニングをしていて
トレーニング仲間とこんな話をするんですよね

 

瞑想したくない??

もう暑すぎて、辛過ぎて、
その雑念を払うために瞑想の必要性を話していたんですよね(笑)
するとトレーニング仲間は、座禅をしてみたいと。
ふむ、座禅とな??

すぐに瞑想と座禅の違いを調べて、
そして座禅をすることにしました(笑)

瞑想とは何かの目的の為に行う行為で、
座禅とは目的を持たずに行う行為です。

我々のトレーニングも最初こそサッカーが上手くなりたいという目的がありましたが、
とあるキッカケで目的を持たないようにしました。
なので目的を持たないという座禅とマッチしたんですよね。

そこから心や体が疲労すると
座禅をして体を整えることを取り入れ、
そして禅の考え方から
我々のトレーニングも禅の一種であることを知って
トレーニングを修行と呼ぶようになりました(笑)

 

ここで出てくるか宮本武蔵さんよ

禅を取り入れて、すぐのこと。
私が何気にYouTubeを見ていたらこんな言葉が入ってきたんすよね。

「修行って言うな。鍛錬と言え」

修行とは、何かを修める為に行う行為です。
つまり目的の為に動きます。
我々のトレーニングは目的を持ちません。
そして座禅なる禅も、目的を持ちません。
鍛錬もそれと同じです。
ただひたすら叩き続けて
肉体と精神を鍛えるのです。

小さい事ですが、
私はトレーニング仲間に
「修業とは言わずに鍛錬と言うようにしましょう」って言ったのです。
すると以下のように返ってきたのです(笑)

「そういえば鍛錬といえば宮本武蔵がこんなこと言ってましたよ」

 

千日(せんじつ)の稽古をもって 鍛(たん)となし、
万日(まんじつ)の稽古をもって 錬(れん)となす

 

1000日の稽古をして、初めて鍛錬の鍛に至れます。
つまり鍛に至るのに3年はかかるということ。
そして、
10000日の稽古をして、ようやく鍛錬の錬へ至れます。
つまり錬に至るのに30年はかかるのです。
合計、鍛錬は33年かかると・・・

これを聞いて
めちゃくちゃ笑いましたね(笑)
40から始めた鍛錬の完成は73歳かよ、と
偉そうに鍛錬って言いましょうって言いながら、
まだ鍛にすら至ってなかった自分(笑)

さすが宮本武蔵先生って感じですよね。
伊達に偉人をやっていないなって思いました。

いよいよ鍛錬辞められないなって思いましたね(笑)

 

あなたも何を言い出すのか孔子さんよ

そんな宮本武蔵事件から一か月ほどかな?が過ぎた今日この頃。

またしてもYouTube君から「んん??」っていう一言
それは孔子さんの言葉です。

 

15歳の時、学問を志した。
30歳の時、自立できた。
40歳の時、迷いがなくなった。
50歳の時、自らの天命を知った。
60歳の時、人の言葉を偏見なく聴く事ができるようになった。
70歳になったら、自分の心のままに行動しても人道を踏み外す事が無くなった。

 

つまり、
人は70歳になったら一人前になれる、という話し。

宮本武蔵さんも孔子さんも怖っ!!て、なりましたね(笑)

そもそも孔子さんって2500年前の人です。

2500年前の医療体制が整っていない時代の人が
70歳で一人前って凄すぎん!?

 

最後に

当たり前の話しですが、
孔子さんのいう70歳で一人前、という話し。

70歳になったからと言って自動的に
一人前になるワケではありません。

まぁそんなことは今の70歳の人たちを見れば分かる事なので
言わずもがなですが、
何にせよ、40歳からの生き方が70歳の自分を決める、というのも
面白いですよね。

元気なじじいになるか、
廃れたじじいになるのかは自分次第、ということで、

さらにここから30年
鍛錬し続けろ、と言ってくる宮本武蔵さん。
まじ半端ねぇっす(笑)

実際どこまで体を鍛え続けるかは分かりませんが、
とりあえず五体満足に動くうちは頑張ってみようと思います。

そんな活動
ご一緒にいかがですか??(笑)
オススメはいたしませんが(笑)