約2年前、このブログで、
「会話できない人がいる」という記事を書きました。

ありがたいことに、久しぶりにブログを開いてみると、
この記事が思っていた以上に読まれていてビックリ。

せっかくだから久しぶりに読んでみましたが…
率直に、懐かし~って感じですね(笑)

まぁあれから2年ですから、
色々経験しましたし、そこから考察してきましたし、
自分でいうのもアレですが、
結構2年前の自分と違うくなっていると思います(笑)

っということでね、
約2年前に書いた「会話できない人がいる」の続きを書いてみようと思います。

 

 

会話ができないんじゃなくて、順番が違う?

 

当時の私は、人の会話には大きく分けて、

「発展型」と「連想型」

この2つがあると記事にしました。

1つの話を掘り下げていく発展型と、
別の話へどんどん広がっていく連想型。

連想型は相変わらず、どんどん話が飛んでいきますが、
今回は別の視点で、
そもそも「会話の仕方」が違うのではないか?という
お話をしたいと思います。

 

「なんで今それをするん?」が増えてきた

仕事をしていると、たまにありませんか?

「いや、それも大事やけど……今それする?」

Aという仕事がある。
Bという仕事もある。
Cという仕事もある。
どれも、やらなければならない。
だから本人としては、ちゃんと仕事をしている。
サボっているわけでもない。むしろ真面目。
でも、、、
「なんでAじゃなくて、Cやってるん?」

そういう人を見ると以前の私だと、
「優先順位を考えよう」と教えていました。
たぶん、多くの職場でもそう教えると思います。

でも最近、
「優先順位」という言葉だけでは、少し足りないんじゃないか?
そう思うようになりました。

 

優先順位ではなく「起動する順序」

たとえば、
お客様が目の前にいる。
電話が鳴っている。
明日の準備もしなければならない。

この3つが同時に起こったとします。

一般的な話をすると優先順位は、
目の前のお客さんを最初に対応すると思います。
あるいは、お客さんに一言断って電話対応することもあるでしょう。
少なからず、明日の準備は一番優先度が低くなるわけですが、、、

ところが明日の準備から始める人がいる。

そこで
「いやいや、なんで?」と聞くと、
「明日の準備が大事なんで」とか
「仕事なんで」とか
「ルーティンなので」となる。

いや、まぁその通りですし、間違ってはいない。
間違ってはいないんだけど……
これ、、、説明できるか??と(笑)
いや、言い方を変えましょう
説明してこの人は理解、納得できるのか??と
なぜなら、そもそも感覚が違うくね??と
教えて何とかなる問題か??と

まぁそんなことを考えて悶々としていた2年でしたが、
あるスタッフの話を聞いて
あ~なるほど、となったお話しますね。

 

 

起動する順序が違うとは?

そのスタッフは、まぁドストレートにこう言いました。

「優先順位が決められないんですよ」

最初これを聞いたときに、はぁ??っとなったのは今でも鮮明に覚えています(笑)
優先順位決められなくて、どうやって今まで生きてきたの??って
それくらい自分の中では当たり前の概念でしたが、
どうやらそれは当たり前ではなかったようです。

Aという事象があって、Bという事象があって
仮にAの方が大事だったとします。
その場合、必要に応じてBを諦めるシーンもあるかと思います。
それを優先順位というのですが、彼ら彼女らはどうやら違うようです。
Aの時はAを重視する。でもBの時になったらBを重視する、らしいです。
だからAも大事、Bも大事。なので選べない、となる。
でもこれは八方美人だとか、優柔不断とかの話ではないようで、
Aの時はA。Bの時はB!というどちらも本心らしいのです。

ここから分かることは、

同じものを見ても、同じ順番では動かない

ということです。

おかげで、
「なんで分からへんの?」から、
「この人には、こっちが先に見えるんや」と、理解できるようになりました。

 

もちろん仕事なので、
「人それぞれだから好きにやればいい」という話ではありません。

お客さんを待たせていいわけでもないし、
事故につながることなら順番を決めておく必要があります。

だからこそ大切なのは、
「ちゃんと考えて」ではなく、

**何が起きたら、何から起動するのかを共有すること**

なのかもしれません。

これは思っていた以上に大事でした。

 

会話も同じだった

ここで、2年前の記事
「会話できない人がいる」において
「発展型」と「連想型」がいるから、と書きました。

でも今ならこう書きます。

『会話するとき、起動する順序が違う人がいる』

「会話できない人がいる」という前タイトルをお借りすると、
会話ができない、という結果は同じです。
それを
前回は型が違う、という視点から記事を書き、
今回は起動する点が違う、という記事になりました。
型が違うから起動する順序が違うのか?
それとも起動する順序が違うから型が違うのか?
はたまた両方か?
まぁどちらにせよ、会話できない、という結末は変わりません(笑)

 

さて、
この起動する順序が違う、の一例はこんな感じです。

 

誰かが、
「今日、仕事でこんなことがあってさ」と話したとします。

ある人は、
「どうしたら解決できる?」が最初に起動する。

ある人は、
「それは大変やったな」が最初に起動する。

また別の人は、
「そういえば自分も昔……」が起動する。

どれもあり得る会話。
何が違うかというと、起動するものが違う。
だから噛み合わない。

 

こちらは解決しようとしているのに、
「話を聞いてくれない」と言われる。

こちらは共感しているつもりなのに、
「で、どうしたらいいと思う?」と言われる。

お互い悪気はない。
むしろ、お互い相手のために話している。
それでもズレる。

2年前の私は、これを「会話のタイプ」として見ていた。
今の私は、「何が最初に起動するのか」を見るようになった。

 

「分かり合う」より「違う順序で動いている」と知る

 

人間関係で難しいのは、
自分にとって自然な順番ほど、自分では見えないことです。
自分では当たり前だから、
相手も同じ順番で考えていると思ってしまう。

だから、
「普通は先にこっちやろ」となる。

でも、その「普通」は、
もしかすると自分の中の起動順序なのかもしれません。

相手には、相手の順番がある。

それを全部受け入れなければならない、という話ではありません。
仕事なら、合わせてもらわなければ困ることもあります(笑)

ただ、
「この人はダメだ」の前に、
「どこから起動してるんやろ?」と一度見てみる。

それだけで、少し違った景色が見えるようになります。

 

2年経って、続きを書いてみる

 

2年前に「会話できない人がいる」と書いた自分。
今読み返してみると、
その時はそこまでしか見えていなかったんだと思います。

人には違いがある。

だから会話が噛み合わないことがある。

 

そこから2年経って、
違いがあるだけじゃなく、
その違いには「順序」があるんじゃないか?
と思うようになりました。

たぶん、これも2年後に読み返したら、
「いやいや、まだそこちゃうで」
と言っているかもしれません(笑)

それでいいんでしょう。

昔書いたものが残っているから、
自分がどこから来たのかが分かる。

そして今の自分を書いておけば、
またいつか続きを書ける。

久しぶりにブログを開いてみて、
そんな使い方も面白いなと思いました。

 

ということで、
約2年ぶりに、続きを始めてみようと思います。

ではまた。